川沿いを歩いて

フクロウがいる階段

先日、晴れの日に、友人のツバメさんとともに

ギャラリーと美術館を巡りました!

 

まずは新宿区、西早稲田のびのび荘で待ち合わせ、

展示作品を鑑賞。

 

じっくり見ていたらお腹も空いてきたため、

教えてもらった高田馬場のカフェへ

移動することにしました。

明治通りを歩いて馬場口の交差点へ、信号を渡って

細い路地に入ります。

道があっているのか少し不安になりましたが、

まっすぐ行くと階段の前に

フクロウの像がたっていました!

 

かわいかったので写真を撮りました!

撮った後は頭をなでました!

 

ツバメさんの「人が来たよ。」という言葉で冷静さを取り戻し、

階段を降りて左へ歩いて行くと素敵なカフェがありました。 凸凹キッチンさんです。

 

ゆったりとした席に座り、食べたランチはとっても美味しくて、是非また来よう!

と二人で決めました。のびのび荘さんからは10分位で到着します。

 

都電 荒川線

温かい食事の時間を十分にとると、

美術館を目指しました。

お店を出て新目白通りへ、都電が道路の真ん中を

走っています。

 

冬の日は日暮れが早く、歩道に日が当らず寒いです。

風邪気味のツバメさんには過酷な道のりでした!

途中で橋を渡り、神田川沿いに

椿山荘の方向へと歩くことにしました。

神田川沿い 赤い実がきれい

 

やはり日が当らず、風も強くなり

寒さが増しました!

つい寒さをどう防ぐか

という話題ばかりになったころ

面影橋に着きました。

 

5月の個展で描いた紙芝居

「面影橋ものがたり」の舞台です。

於戸姫さまに感謝をして、

まだまだまっすぐ歩きます。

 

小さな橋が短い間隔で架かっています。

 

 

豊橋を通り過ぎてから合流した道を左に曲がり、新江戸川公園を発見。

この日は中に入らなかったのですがまたの機会には入りたいです。

 

電信柱に貼られていた美術館の看板を見て、道を間違えた事に気付き、元の道へ戻りました。

丁度日が当たった駒塚橋の目の前には趣のある急な坂。

この坂を登れば目的地の美術館にたどりつきます。

胸突坂 冬の日

 

坂の名前は「胸突坂」

“坂がけわしく、自分の胸を突くようにしなければ

上がれないことから、急な坂には江戸の人が

よくつけた名前である。”

と、看板に書かれていました。

 

横にある神社の大きな銀杏は、まだ黄色い葉がついていて

日の光をいっぱいに浴びていました。

 

「きれいだね~」と坂道を見上げると、本当に急な角度で、勢いを失わないように、立ち止まらずに登りきりました。

永青文庫

 

坂の上、古いお屋敷の向かい側に、目的地の

永青文庫があります!

 

場所は文京区、目白台。

細川家の下屋敷跡です。

 

「細川家に残る江戸の天文学」展が

開催されていました。

 

入口の扉をくぐり、小さな受付でチケットを渡すと、「展示は、4階の展示室からです。」

とのこと。矢印に従って建物の中を歩きます。白い壁、古い階段、天井まである頑丈そうな本棚には装丁が凝っている大きな本がたくさん。

 

私とツバメさんの他にも何人か展示を見に来ている人の姿がありました。

4階の新展示室には具足や屏風、玉座、など。

江戸時代の屏風、風にたてがみが吹かれている馬や自然の絵に惹かれました。

 

一つ下の階が江戸の天文学者、渋川春海に関する展示場でした。

日本で最初に暦をつくったという渋川春海が作った天球儀は一番奥に展示されていました。

色が濃い天球儀はとても重そうに見えました。

 

2階はまた細川家のコレクションが展示されています。

江戸時代の目貫や香炉や茶碗もありました。

小さな美術館でしたが、心に残る作品も展示されていて、また行きたいと思います!

 

夕暮れの永青文庫

 

この日はまた胸突坂を下りて高田馬場駅まで歩いて帰路につきました。

また暖かい季節に早稲田や目白台、雑司ヶ谷辺りを歩きたいです。

ツバメさん、よろしく!